雑記

  • 進捗見守りマガジンについて

    ケツを叩くためにファンボとかメンバーシップ的なやつでクローズドに漫画の進捗報告したほうがいいかも…と思ったけど、大したこと書かないのに月額取るのが忍びないので初回に500円払うだけで新作完成まで進捗報告が読めるnoteのマガジンを作りました。

    進捗見守りマガジン|なたの|note 

    一本目の記事はお金を払わなくても全文読めるようにしておきました。


    こういう感じの文章で不定期に進捗を報告していく形になります。
    更新期間はなんらかの新作が雑誌にのるまでです。
    載らんかったら永久に更新されるかもしれん…。

    なんらかが雑誌に載るように応援したい方はぜひ投げ銭感覚でマガジン購入していただければと思います。

  • 3年ぶりに同人誌即売会に出た(TAMAコミの感想)

    去る10/1(日)に東京たま未来メッセで開催された第7回TAMAコミに参加してきました。
    当日弊サークルに遊びに来てくださった方はありがとうございました!

    (さらに…)

  • 家電と人生はなぜかいっぺんに崩れる

    近況報告です。半年ぶりじゃん、怖。
    お尻を骨折して座れなくなったりパソコンが壊れたりプリンタが壊れたり冷蔵庫が調子悪かったり信じて選んだ雑誌の編集長が怪文書書き始めてクソ萎えたり、あんま上手くいってないな、最近。嫌なことっていっぺんに起きるな、どうして…。

    勤め先の会社のお給料がなんかものすごい上がったり、悪いことばかりでもないんですけど…なんかやっぱ性格が卑屈なので嫌なことの方に引っ張られてグエーとなっている。よろしくない…!

    あとはWBC見てから野球熱上がってきて昔応援していた日ハムをまた応援したりしています。すっかり浦島太郎で、昔応援してた頃のスター選手が首脳陣とか球団スタッフになってたり、知らない良い若い選手が出てきたりしてて何見ても楽しい。漫画と野球は分野が全然違うのですが、自分は前の雑誌で本当にうまく行かなくてジプシーしているので、野球見てて前の球団でくすぶってた選手が移籍して大活躍してるのとか見るとよかったね…よかったね…となって感情移入して泣いてしまう…早く自分もそうなりたい。

    そんなわけで野球に大層元気をもらっているので、落ち込んでいる自分を励ますために新球場・エスコンフィールドでの試合観戦をメインイベントに据えた北海道旅行の予定を立ててるのでしばらくはそれを楽しみに生きていくぞ。
    北海道、行きたいなと思って調べた全ての施設で海鮮丼が提供されていて笑う。なんならホテルの朝食バイキングも具材乗せ放題の海鮮丼ですごい、北海道やばい。

  • 総括しようがない2022

    今年ももうあとわずかなので総括でもしようかな…と思ったけど、なんか下半期の漫画の件が自分にとっては一大事過ぎて今年の記憶だいたいそれです。あ!会社の仕事はめちゃめちゃ頑張りました、やりがい!

    なんか年初の引越の直前に退去費用いくらむしられるか不安でしょうがなくて気が狂ってた記憶はある。その節はTwitterのフォロワーの皆さんには大変にお世話になりました。お騒がせしました。新しいおうちはとても日当たりがよく冬は暖かく夏は火が通るかと思いました。

    それとトップガン岡本太郎。ほんで今はきかんしゃトーマスとスラムダンクに夢中になってる。あと今年は重い腰を上げてマーベルの映画とかドラマを見るようになった。ムーンナイトめっちゃよかったな。

    あとぬいぐるみの良さにも目覚めたのでいっぱい買いましたね…不安になったら適宜ぬいぐるみを揉んでいます。午後の日ぬいが特に良い…。

    今年もお世話になりました。
    来年はAfter EffectsとかUnreal Engineを覚えたり、漫画が雑誌にのるようにがんばります。

  • そう岡本太郎も言っていた

    先日賞を取った所の編集さんからうちには向いてないのでよそでやるとか同人誌でやったほうがいいですよ、と言われてもうヤケクソになっちゃってこれでどこからも声かかんなかったら商業で漫画やるのは卒業しましょう…と思って7誌か8誌くらいWEB持ち込み+DAYS NEOに投稿したら全部で12件?13件?うちで描きませんかと言ってくださってこれまでの人生で全く褒められ慣れてないのですごいパニックになっちゃった、嬉しいより怖いが大きい。

    各誌の編集さんにはご迷惑おかけしますがどこでやるか時間かけてちゃんと考えようと思います。

    なんか他のことしてないと正気でいられないなと思って、そんな折「展覧会 岡本太郎」と「展覧会 タローマン」に行ってきた。
    結論から言うととても良かった。タローマンがきっかけで岡本太郎の作品に触れて感銘を受ける人に自分がなってしまうと思わなかった、本当にすごかったな、もう一回行きたいな展覧会。
    タローマン展も期待以上の胡乱で良かった、サンタワー何者…?

    岡本太郎、思うまま描いてそうな作風なのに下書きもめちゃめちゃするし写実的なデッサンもめちゃめちゃできる人でそれでいて筆が早いの、なんとしてでもこれを作らなきゃって意志があってすごいなと思った。
    展覧会のお土産で岡本太郎の名言がたくさん載った本(「強くなる本」というタイトル)を買ったのですが「才能の有る無しじゃなくてやるかやらないか」って言い方を変えながらも何回も言っててああーそういうところに強さの根源有るんだなと思ったので自分もとりあえず頑張ってやっていこう…。

    午後の日のぬいぐるみがかわいい

  • すギョい映画

    ブレットトレイン」と「さかなのこ」をはしごして見てきてどちらもとても楽しんだんですけど、さかなのこの余韻が色んな意味ですごかったので頭空っぽで楽しめるブレットトレイン→余韻のあるさかなのこの順で見てよかったなと思う。

    さかなのこ、さかなクンの自叙伝の大幅に脚色された映画化なんですけど、作中のさかなクン相当のミー坊はのんさんが演じてて、さかなクン本人も…出るんですけど…

    ギョギョおじさんってなに!???!?
    子どもたちから「親の死に目に会えなくなるので親指を隠して帽子を褒めて逃げろ」って言われてる不審者扱いの近所のおじさんを本人にやらせている。やばい。

    でもこのギョギョおじさんって本当によくできたキャラで、作中のミー坊との対比で「大きな才能があるがなにかひとつかけちがえば普通でない生き方で異常者扱いされてたような人」に対する描写がめちゃくちゃ真摯だったしご本人がやってることにとても意味があったように思う。こういう役で出るということはきっとご自身でも自覚的なのだと思う。ギョギョおじさん、前半最大のカオスなんですけどラストに繋がってとても熱い。漁港のギョギョおじさんのところとかラストの小学生に追いかけられるミー坊とか大好きだ。
    自叙伝の映画化で本人が不審者演じるのマジで何???と思ってたけど環境が違えばそうなってたかも?とか不審者と呼ばれるような人もただやばい存在じゃなくて人生があってひとりの人間なこととかラストのミー坊の受け入れられ方とかマジでめちゃくちゃに意味があるのですごいよギョギョおじさん…

    あと作中通して普通に考えたらめちゃくちゃしんどいような出来事もしんどくなくさらっと描かれてたり、あえて描かないことで視聴者にでもこれってそうだよな…って想像させてるのがとてもすごかった。それこそギョギョおじさんの件とかマジでミー坊視点からだからめちゃめちゃファンシーなんだけど親からしたらマジで心配ってレベルじゃなさすぎる(作中だとお父さんの視点ではそうだった)。あと大人になってからのレストランのシーンとか。

    最後まで見て結果としてとてもいい映画でちょっと泣いちゃったんだよな。不器用な生き方だけど好きなものに夢中な人生を肯定してくれる人たちとか、いろんな優しさが重なって今のミー坊に至るのはとてもいい話だった。
    ただ、そういう側面をしっかり描いてるけど、説教臭かったりしなくて楽しい映画なのもすごく良かった。高校時代のヤンキーたちとの流れ、良すぎ。カブトガニ!アジ!網!イカ!
    タイトル回収のタイミングがめちゃめちゃ変なとこだったのも笑った。
    主演ののんさんの演技もとても良く、すんなり作中のミー坊と我々の知ってるさかなクンがつながったのもとても良かった。

    今は原作をちまちま読んでます。シチュエーションは違えどタコのエピソードがマジなのやばいな!?

  • 賞をもらったぜ

    こないだの漫画が賞をもらいました。

    賞金にばかり喜んでる人みたいなムーブしちゃった。賞自体めちゃめちゃ嬉しいです、あんまり賞とかもらったことないから…。商業でまた漫画頑張るきっかけになればいいと思うな。どうでしょうか。

    またTwitterでフォロワーさんからめちゃめちゃ祝われてしまった。超うれしーやったね。ほんとに長い間漫画が描けないことで見苦しい姿を見せていましたからね…。

    でも4P漫画が自分にとって見返りが何もなくても描けるギリギリのラインだから描けたよな~と思いました。新人賞とかで何十ページも描ける人すごいな、お金も名誉も確定じゃないのに。何も見えない闇に向かって30ページとか超える漫画描くのしんどすぎる。描けば本になるし友達とキャッキャやれる同人誌はやっぱ最高に描き甲斐ある。

    あと本当に趣味に100%走ったもの描いたので何が評価してもらったのかわかんないので怖いな…Twitterで応募できる賞なので他の人の作品が見れるんですけど、みんなちゃんと短いページなりに話があるんだよな…受賞してる人特に。私のはなんというか、分かる人にしかわからん例えだけど専門学校の年次修了制作とかの映像作品でやりたいことの断片だけ集めた予告編風の映像つくる人いるじゃん、あの感じを漫画でやったようなものです。打ち合わせしていただけるらしいので何が良かったのか聞いてみたい。

  • 俺のせいじゃなかったかもしれん…

    液タブを買い替えました。
    旧・HUION Kamvas Pro 20⇒新・XP-PEN Artist 22

    古いの

    新しいの

    20インチから22インチなので画面はちょびっとデカくなったけど、サイドボタン無いなった分本体サイズ小さい気がする。使わんからなくていい。

    なんか先週漫画描いてるときに気づいたんですけど画面がにじむ(?)ようになっちゃって使えなくはないんですけど、不快指数が高かったので買い替えました。
    前の、2年くらいしか使わんかったな…。なんぼ中華液タブ安いとはいえこれでは安物買いの銭失いな気がせんでもない。うーん、まあいいか、Cintiqの同じくらいのサイズの3分の1~半分くらいの値段で買えるし。

    描き心地は良好です!勤め先じゃCintiq使ってるんですけどこれもうほとんど変わんねえな!というか前のKamvasの描き味がもしかすると自分に合ってなかったんじゃないかという気がする。製品としての不満はあんまなかったけど相性ってあるんだなあ。

    最近思ったところに線が引けなくててっきりここ2年くらい波乱でメンタルボロカスだったので心因性のものかと思ってずっと苦にしてたのですが、普通に液タブと私の相性のせいだった気がしてきたな。液タブじゃフリーハンドで直線引けない!ミ゛ー!ってなってたけど買い替えたら普通に引けるがな、なんだったんだよ。俺のせいじゃなかったかもしれん。

  • 1年4ヶ月ぶりに漫画を描ききったぞ

    気のつええ女!フニャフニャしたおじさん!恋愛じゃない異性コンビ!変身ヒーロー!脈絡ない幼児化!みたいな己の趣味の煮こごりの4Pオリジナル漫画です、よかったら読んでくれよな!

    たった4Pだけど商業で躓いてから全く描けなくなっていた期間があまりに長いので「描けた」があまりにデカい、デカすぎる。達成感よ。ご感想などあったらwaveboxから送ってくれると嬉しいです。

    内容的にはこいつ連載やってたのマジ!?ってくらいシッチャカメッチャカだけど、好きなものしかない漫画はやっててとても楽しかった。原動力はやはり好きであることだと感じる。

    バズったり評価されたりしたいならやっぱ要素ちゃんと絞ってタイトルで中身もわかりやすくして少ないページ数だから急展開も何回もしないようにして…みたいな読者フレンドリーなことしたほうがいいと思う、やりたいことやり放題したので全くそのようなことはしておりません。
    一応くらげバンチさん主催のTwitterで応募できる漫画賞に応募してる作品なんですが、他の投稿してる人たちはちゃんとテーマを絞ったりページ数を多めに取ったりして読みやすくする工夫してて偉いと思う。賞レースに出す漫画って普通そうだよな。俺は根が同人人間なので好きなものを高速回転して勢いで発散するしかねえんだ。

    白状すれば、まああわよくば商業もう一度やるきっかけになればいいとは思っているけど、一番大きいのは描き終えるために締切と目標が欲しかったってところなので4Pから応募できる賞って機会を与えられたことを感謝したい。

    そもそも同人誌を出したいなと思って長めの漫画をちょっとずつ描いてたのですがあんまりにも先が見えんくてイーーーーーーッってなって手っ取り早く完成させる喜びを得たい…と思って短く描いたやつなので描き終わった時点で目的は達したも同然なのですが、長いこと漫画を描けなくなってしまったことをウンウン唸っていたのでフォロワーさんたちからめちゃくちゃ労われて嬉しかった、ボーナスステージだ…。

    何はともあれ、すごく久しぶりに漫画を描き終わることができたのは自分にとっての大きな進歩なのでこれを期にまたぼちぼち漫画を描けるように戻っていけたらいいなと思います。

  • Eテレの番組を見て美術館に行った日記

    Eテレの番組を見て美術館に行ってきた、と書くとめちゃくちゃ文化的な休日って感じがする。
    何を見たかというとそう、TAROMANである。

    半ばネットミームになりつつあるし藤井監督の紹介のとおりなので特に説明はしませんが、胡乱なオタクなのでまんまと放送中毎日夜更かしさせられてしまった。本編(やばい)はyoutubeでも見れる。サカナクションの山口さんの解説パート(やばい)は再放送かNHK+で見れるよ

    つまり岡本太郎の作品が怪獣になってる番組を見て元ネタが気になりすぎて岡本太郎美術館に行ったわけです。
    いや、でもこうして美術館に行く人間が一人増えたので教養番組としての成果…出てるな…。

    岡本太郎美術館、実はまあまあ近所に住んでるんだけど行ったことなかったんだよな。

    TAROMANの放送版でも宣伝されている通り、現在大阪で岡本太郎展が開催されているのでそっちに作品が貸し出されて有名所の作品は出払ってるかな…と思ってたけどTAROMANでネタにされた作品も結構あって生で見れて楽しかったです。絵画とか彫刻は間近で見るのやっぱ迫力があってめちゃめちゃよかった。

    今の常設展は絵画メインっぽいけど絵画普通に見入っちゃってあんま写真取れなかったな。あと、もっと情熱のままにバーっと描く人なのかと思ってたらエスキースをめちゃめちゃいっぱいしてから取り掛かる人なのが意外だった。

    岡本太郎展は10月には東京に巡回するようなのでそちらもぜひ行きたいなと思いました。
    あとTAROMANは円盤とフィギュア出してくれ。