漫画の背景描いたりオタ活したりにおけるスマホカメラ活用のちょっとしたTIPS

スマホを買い替える予定です。

https://jp.nothing.tech/pages/phone-3a

去年NOTHINGのイヤホン買ってすげー良かったのと、この価格帯で50mm相当の光学ズームレンズが付いてるのいいな〜と思ったため。

買い替えに至る理由にちょっと絡めてスマホカメラのTIPSを少し載せておきます。

※この記事では1番ユーザーが多いであろう一般的な中価格帯の広角・超広角の2つのレンズが搭載されているのスマホ前提で話していきます。いいカメラ付いてるスマホ買えば解決するでしょって言われたらそれはそうなんだけど高いのよ最近のスマホ…。

スマホカメラで漫画の背景資料を撮る

漫画の背景資料に使うのに、人間の肉眼に近い見え方をするのは一般的なカメラの焦点距離50mm相当程度なのですが最近のスマホのデフォルトのカメラは25〜28mm相当程度の広角レンズが多いので肉眼っぽい見え方の背景を描くには適宜2倍程度にズームやトリミングをしてあげる必要があります。

標準の広角カメラで撮るとこんな感じでかなり広めに映るのですが、

俺達の鎌スタ

正確に2倍ズームしたものじゃなくて目分量でトリミングしたもので恐縮なのですがこのくらいに切り取ってあげるとかなり肉眼に近い見え方になるのではないでしょうか。

大谷もダルもハムで育ったんすよ(ろくろ回しポーズ)

なのでスマホカメラで資料を撮る時は、演出によって「広く大きく見せたい」って時は広角(等倍・デフォルト)や超広角(0.6〜0.7倍など)を、「肉眼に近い見え方の資料が欲しい」って時は2倍程度のズームやトリミングをしてあげるといいかと思います。

ただ2倍ズームなどをデジタルでやると機種によってはガビガビになります。私の使っているpixel6だと倍率によってはAI補正でWife2Xかけまくったみたいにニュル…とした仕上がりになることもあります。まあちょっと背景資料に使うだけだからいいんだけど…きれいな方がディティールとかの参考にできるから…。なのでスマホ買い替えに踏み切ったわけです。

また実写の映像作品では割と普段は標準〜望遠気味のレンズで撮影し、演出上の意図が生じる時に広角レンズを使用するというパターンが多い気がするので、広角がデフォのスマホカメラで撮った写真をそのまま使うと常時オーバーパース気味になるので日常芝居とかだとちょっと味がつきすぎかなと言う感じです。コマのサイズや演出意図に沿って画角を調整してあげるといいと思います。

私も別にめちゃめちゃカメラに詳しいわけではないのですが、うっすら知識があると書き込み量を減らしつつそれっぽい背景が描けておすすめです。
バチクソ大雑把なこと言うと望遠っぽい絵ってすごいリアルに見えるけど反面望遠がちゃんと描ける人って漫画だとあんまいない…というかクリスタのパース定規便利すぎてオーバーパース気味にパースつけたくなりがちなのでそこをぐっと我慢して望遠と圧縮効果を意識するだけでちょっとうまく見えます。ライバルに差をつけろ!!

広角・望遠などの画角について詳しくは「画角ノススメ」や「リアルなキャラクターを描くためのデッサン講座」などがすごく丁寧です。

https://rakugakijikan.booth.pm/items/239939

https://www.seibundo-shinkosha.net/book/art/72112/

ぬい撮りに超広角レンズを活用する

スマホカメラのレンズの特性を利用するとぬい撮りもいい感じに出来ます。

こんな経験はないでしょうか?
「推しも背景もクッキリ撮りたいのに片方ボケちゃうよ〜!!」

剣を握らなければおまえを守れない、
剣を握ったままではおまえを抱き締められない
ぬいにピント合わせると背景にピント合わない
背景にピント合わせるとぬいにピント合わない

そんな時は「超広角レンズ(0.6倍とか0.7倍)で撮ってトリミングしよう」です。

スマホのメインのカメラ(1倍の時に使うやつ)は日常のスナップやセルフィーなどが主な目的なので「明るく」「背景がきれいにボケる」ような設定のレンズがよく使われています(詳しく仕組みが知りたい人はF値・被写界深度などで検索してください)。

反面、超広角のカメラ(0.6とか0.7倍の時のやつ)は、やや暗いですがボケ足が短いレンズが採用されている事が多いのでなんとなく全体的にボケずにクッキリ映る感じになります。これを利用してぬい撮りをすると背景も推しもボケずにクリアな写真が撮れます。

例を見ていきましょう。まずデフォルトの広角レンズで等倍で撮った写真がこちら。

手前のひよこちゃんぬい(自作・型紙「ことりのぬいぐるみ」)にはピントが合っていますが奥のエグザべくんぬい(自作・型紙「10cm立ちポーズぬい型紙」)はボケボケです。

これを超広角(筆者の今使ってるPixel6だと最大0.7倍)で撮り、1枚目と同じくらいの見え方にトリミングしたものがこちら。

どうでしょうか、比較的どちらもボケずにくっきり撮れていると思います。

こんな感じで超広角で撮ったものをトリミングしています。

テレビの光入ってるせいかなんか暗いな!?
広く映るのですごい遠くにいるように見える

ただこれもトリミングする都合上、解像度によっては切り抜き後にガビガビになってしまうので1番でっけえ解像度で撮影するのがおすすめです

スマホカメラとうまく付き合って良いオタクライフを

こんな感じで中価格帯以下のスマホカメラでも工夫すればいい感じの写真は撮れると思います。明るさや色味の調整はやりすぎなければソフトウェア側でも十分いい塩梅になりますし。

ただ個人的にはそんなゴリゴリに本格的な3Dゲームやったりしないので、モトローラの安くて話題になったやつとか(型番忘れた)、今回私が買い替えるNOTHING Phone(3a)みたいなチップセット性能は程々の代わりにカメラに力入れてる機種が増えて買いやすくなるとうれしいなあと思います。ぬいぐるみづくりが趣味になってから写真撮る機会増えたのでなおさら。というかゲーム以外でスマホでチップセットのスペックいる作業ってなんかあるかしら…わからん…。

それでは皆さんお手持ちのスマホカメラで良いオタクライフを!


【重要・2026/04/30】
ノウハウ系記事に関して、作業途中の実物や成果物を見せてくださらない方からの完成報告と感謝の匿名コメントは虚無を褒め返してあげなきゃいけないの本当ダルいから今後は一切いらないです。疲れました。
作品見せてくれる方の話はいっぱい聞きたいです。