
※先日投稿した記事の再投稿です。
note公式のおすすめに紹介されたら情報商材屋にめちゃくちゃいいねフォローされるようになってしまってキエーーーーーと奇声を発しながらブロックしてたけど耐えられなかったので…noteさんはまじでいいサービスなんだけど怪しい商材屋が鬱陶しすぎるのだけマジでどうにかしてくれ…
苦手なら描かなくていーじゃん!と思わんこともないし、実際モノクロ漫画のほうが得意なのでよっぽど気乗りする時以外はカラーを避けているのですが、どうしてもパッションが高まってカラーイラストを描きたいときもあるのだ。そういう時の話です。
気が狂ったオタクが好きな作品の話をしながら絵の解説をしていますのでところどころただ単にオタクが叫んでるだけかもしれません。色塗り苦手マンの参考になるかもしれないし、あまりに野蛮な描き方してて全く参考にならないかもしれない。
ついついファンアートを描きたくなるような面白い作品との出会い
かねてより楽しみにしていた牙狼の20周年記念映画「牙狼TAIGA」の先行上映・舞台挨拶に行ってきました。結論から申し上げて最高すぎ。
https://twitter.com/hisanori_natano/status/1965357752030830985
https://youtu.be/nYTpQp7DmZ4?si=6_2ttwAuJTou-it1
めちゃくちゃいい映画だったしすごく見やすいので牙狼はじめての人もここから全然見れる感じです。でも本公開まで1ヶ月あるから公式ようつべで今1期が無料なので予習もいいぞ。
シリーズ追ってる人向けの感想を言うと若い大河、全然鋼牙とも雷牙ともまた違うキャラ性でいい味出ててめっちゃよかったですよ、これTVシリーズやらないんですか?????????ワイもっと大河の話みたいんですけど…
上述の通りまだ本公開がけっこう先なのでネタバレは避けたい、でもこの興奮をなにかで発散しないと俺爆発しちまうよ!!!!
そうだ、ワイって絵描きだった。ファンアートを描きましょう。
そんなわけで描き始めましょう
描いてる様子を全部見たい人はタイムラプスもあるのでどうぞ。
https://twitter.com/hisanori_natano/status/1965480406847029462
0.ツールなどなどについて
道具やソフトなどについてはだいたいいつもと同じなので以前の記事を参照してください。
【使用ブラシ】
✦線画
・有償ブラシ「完全再現Gペン」
✦塗り
・標準ブラシ「濃い鉛筆」※今はデフォでは入ってないらしい
・標準エアブラシ「柔らか」
・無償ブラシ「主線も水彩も厚塗りも一本でやる怠けものブラシ」
【そもそもなんでカラー苦手なの?】
普段は漫画を描いててそのままのノリで描いてしまうので「線の印象が強すぎる」「ベタでごまかす前提で描く」「ハッチングをつい入れる」「色の選び方がわからない」などの理由でカラーが苦手です。モノクロ人間だ…。
1.下描きをしよう
勢いのまま下描きをわーっと描きます。
やっぱ牙狼と言ったらロングコートがバッサーなってるの描きたいのと、主演の大河役の北田さんガタイよくて足長くてカッケ~~!と思ったのでそういう気持ちの出てる絵にしました。
下描きもペン入れと同じ完全再現Gペンです。

下描きが完了したら線の色を赤にして不透明度を7%くらいまで下げます。

下描きはあるといいっちゃそうなんですけど、あんまりガチガチに描いて過信しすぎると「なーんか下描きのうほうがよかったにゃあ…」ってがっかり仕上がりになるので、なるたけうすーくして目安としてだけ使います。デジタルだから描き直し放題やしね。赤なのは薄くしてもなんとなく見えるからです。ア!大河さんだから鎧の目の色なんすよワハハ!とか言ったほうが良かったかも!!
2.ペン入れをしよう
ペン入れをしていきます。引き続き完全再現Gペンです。
前述したように下描きを過信しすぎず進めます。
アンドゥはあんまり使いません。描いた線がおかしい時はその線一本だけじゃなくて周りも変なことが多いのであんまりアンドゥで直し続けるとかっこいい絵にならない気がしています。気がするだけかもしれません(霊感????)
修正する時はでかい消しゴムか投げ縄塗りに透明色を指定して大きめに消して周辺ごと描き直しています。


大河と牙狼でフォルダは分けていますがそれぞれの線画のレイヤーは2~3枚くらいです、勢いで描いちゃうから全然レイヤー分けできなくて…。

線画ができたら、ベタ塗りレイヤーを使って各キャラのマスク(キャラの範囲だけの下地)を作っておきます。これやっとくとはみ出し気にしなくていいので楽ちん。

3.手前のキャラを塗ろう
手前の大河さんを塗っていきます。
私の基本的な塗りの手順としては
①グレーで陰影をつける
②グラデーションマップで大雑把に色を付ける
③細部を通常と乗算を使い分けて加筆
④加算でハイライトを入れる
…といった感じです。
まずは大体40~60%くらいのグレーでさっき切ったマスクを塗りつぶします。そこに「濃い鉛筆」ブラシと「主線も水彩も厚塗りも一本でやる怠けものブラシ」ブラシで陰影をつけていきます。

シェード(陰)とシャドー(影)の違いを意識してるといい感じになる気がしますが、ぶっちゃけ描いてるうちにようわからんなります…このあたりもカラーイラストというか二値ではない階調がある絵の難しいところかもしれません。
https://dessinlaboratory.com/shade/shadow01.html
ただ日和らないで暗いところは真っ黒くしたほうがグラデーションマップをかけた時にかっこよくなる気がします。
で、そのグラデーションマップで大まかに色を付けていきます。投げ縄選択でグルッと囲んで色調補正レイヤーのグラデーションマップでいい感じの色合いにしてくれるプリセットを当てはめていきます。固有色ごとに選択範囲作ってそれぞれにちょうどいいグラデーションマップ当てはめていく感じです。

色選びがマジで下手なので基本的にベースの色は全部色調補正レイヤーのグラデーションマップでやっています。暇な時にクリスタのアセットでいいグラデーションのプリセットねえかなあと探しては漁っています。色使いのセンスがあって素材を作ってくれる人ホンマにありがとう…。
特におみずグラデーションマップシリーズとカラートーングラデシリーズには本当に足向けて寝られない。そしてタイムラプスで見るといきなり色がドカンと入るので自分でもビビる。
次に乗算と通常使い分けながら細々ディティール入れたりグラデーションマップで塗りきれてない部分を塗っていきます。お顔もこのあたりで細かく書き込むのでぐっと男前になります。わ~濃いめの顔の俳優さん嬉しいぜ。

最後にハイライトとか奥行きの空気感を加算やソフトライトなどで入れたら大河さんは完成です。

ハイライトは大河の鎧の目の赤を、奥行きの空気感には鋼牙の緑や雷牙の青を入れてみました。オタクはねえ!!!!!キャラのイメージカラー的なものが大好きなんだ!!!!!!だからこういう事をしてしまうんだ!!!!!
4.奥のキャラを塗ろう
奥の牙狼の鎧も同じように塗っていきます。
基本的にさっきと手順は同じですが、牙狼ってやっぱあの金ピカの感じがかっこいいので多少リアル調・油絵的に陰影をつけていきます



5.背景を入れたり加工をしたり

あとはキャラを両方表示して位置を微調整したり背景に色を入れて調整してみたりします。いい感じにチリなんかも飛ばしてみちゃったりして。

最後の仕上げに実写作品のファンアートなのでそれらしさを出すのにお顔まわり以外に少しガウスぼかしをかけてフォーカスがかかってるようなカメラ感のある描写にして、表示レイヤーのコピーを結合した後にちょいリッチオートアクションの「雰囲気ザラB」をかけて少し粒状感を出したものを不透明度50%くらいに薄めて乗っけてうっすらスクリーンに映ってるっぽさも出します。
6.完成!!
そんなこんなで完成です!

Twitterにも上げてるので良かったら見てってね。
https://twitter.com/hisanori_natano/status/1965478706165755984
先行上映のあとおうちに帰って野球をちょっと見てご飯を食べてから23時くらいから描きはじめてTwitter投稿したのが翌3時ちょいすぎ頃でほぼノンストップで描いてて、だいたい4時間くらいで完成です。クリスタの記録でも実際そのくらいです。
普段ケツに火が付くまでが長いだけで描き始めたらそこそこ早い方なんですが、流石にこの日はアドレナリンドバドバで異様に速いと思う。ディティールがエグい牙狼で鎧とキャラ両方描いて4時間で済むことあるのかよ。

ほんとに普段はカラー絵描くのすっごい苦手マンがウオーーーーッ!!!!!!となってなんか異常なテンションと異常な速さでファンアート描き上げるくらいのいい映画だったので皆さん牙狼TAIGAを見に行きましょう。10/17公開です。かっこいい特典付きのムビチケもあるぜ!あと歴代牙狼の監督直筆のデザイン画が壁にびっしり貼られててすごい牙狼画展も今週末までやってるぜ。
おわりに
なんだろう、やっぱ苦手な分野(私の場合はカラーイラスト)であっても絵を描きたいなと思うにはいい題材を見つけることが1番でけえモチベーションな気がしてて、特にファンアート・二次創作と言われる部類のものなんかは直接的にそうだと思います。
今回の牙狼TAIGAもそのひとつなんですが割と最近ずっといち視聴者として楽しいなと思える作品が続いていて、たまたま感情の発露の手段に「絵」がある人間なため、なんか常にiPadを抱えて暇さえ見つけてはお絵描きしてる気がします。「描けるようになった」というよりは「描けないけど描かずにはおれんのだわ!」といいますか。
趣味なら苦手なことは私で言うところのグラデーションマップみたいにツールに頼るなりしていい感じに楽しくやっていくのがやっぱ1番だと思います。ほんで、このnote読んでくれてる方も、もしよかったらワイが楽しいなと思ってる作品見て一緒に楽しがってくれたら嬉しいです。
ほなまた…。