
最近ぬいぐるみ作ったりとかお裁縫が趣味なので刺繍ミシン買ったんですけど、結論から申し上げてめちゃくちゃいい。
https://x.com/hisanori_natano/status/2037060563122217311?s=20
すっごい楽しいです!
https://x.com/hisanori_natano/status/2037048905112969430?s=20
https://x.com/hisanori_natano/status/2037058960717672580?s=20
https://x.com/hisanori_natano/status/2037077133164765378?s=20
ただ、IJ521、一応現行販売されてる機種なはずなのにあまり情報がないミシンで買う前に色々調べたので、もし欲しい人がいれば参考になるかもしれないので書き残しておきます。
ジャノメ・IJ521について
ジャノメから2018年発売の刺繍単機能ミシンです。普通の布の縫い合わせとかはできない、刺繍専用機。一般的な刺繍ミシンはエントリーモデルでも10万くらいする中でIJ521は新品の実売価格が3.5万円くらいです、安い!私は中古で買ったのでもっと安かったです。すっごい美品なのに2万くらい。ただこれ2万くらいででてたのにも理由があるので後述します。

https://www5.janome.co.jp/wce/ij521/
モニターなどはなく本体には刺繍データは内蔵されておらず、スマホやタブレットなどのモバイル端末に専用アプリを入れてそこから図柄を選んだり、そのアプリ経由でPCで作ったオリジナルの刺繍データを読み込んで刺繍したりできます…なんかこの仕様最近見たな…?
そうです、最近よく話題になっているBrotherのSKiTCH PP1と同じ方向性の機種です。SKiTCH PP1は10万ほどします。
https://www.brother.co.jp/product/hsm/embropc/pp1/index.aspx

最初はこっち検討してたのですが、だったらもう3万頑張って色々(ふつうの実用縫いとか刺繍も手元のモニタで色々できたり)できるParieと迷うな…といろいろ見てる中で、IJ521の存在を知って実際買ってみたら自分みたいな10センチ以下のぬいぐるみのお顔作りたいとかお財布やポーチなんかの小物自作する時にワンポイント飾り入れたいとかの用途だったらIJ521で全然いいかなーという感じです!耐久性とかはまあこれからじっくり使ってみないとわかんないけど。
こんなにいいミシンなのになぜ無名
これには理由が3つあると思ってて
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スマートミシンのコンセプトが時代を先取りしすぎ
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ジャノメさんが現在はあんまり大きく売り出してない
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割と致命的な工場出荷時の調整不足個体が結構ある
という感じです。
1については8年も前にこのコンセプトはちょっと早すぎ。たぶんiPadで絵を描くとかもあんままだ今ほどは流行ってないのに手書きで図案作れるアプリとかだしてた、はやいはやい。同じコンセプトのSKiTCH PP1がめちゃめちゃ話題になってるの思うとここ2~3年で出てたらもっと流行ってたと思う。推しぬい自作で刺繍ミシン興味ある人めっちゃいるし。
2についてはおそらく1や3の事情によってあんま好評や話題にならなかったのでなんかそのままヌルっと放って置かれてる感じがします。ジャノメさん、今です、今なら売れますよ!
3については割と本当に致命的で、これのせいで粗悪品扱いされてしまったんじゃないかという工場出荷時の調整不足です。あとで解決方法も記載しておきます。なんと針が針穴に入らなくて針板に当たる位置に降りてきて縫えない個体が結構あるみたいです。おい。
致命的な調整不足をなんとかする
どうも自分の買った中古品も該当個体のようで、針板に傷が入っていておそらく前オーナーが分解して試行錯誤したのか、針止めのネジが紛失していた状態で出品されていました…oh…たぶんこれが原因で諦めちゃったんじゃなかろうか。
ちなみに針止めのネジはジャノメさんに電話で問い合わせたら1個60円+手数料500円で郵送してくださいました。予備で2個買った。
IJ521がマイナーな機種なので刺繍枠とかも単品販売が見当たらないので、オプション品などはおそらく同じように問い合わせて取り寄せになるんじゃないかなーと思います。対応はすごく丁寧だったしすぐ送ってくれてめっちゃ良かったです!
ただ、インターネットの先人が解決方法を書き残してくださっており、これでバッチリ解決しましたのでそちらのツイートを引用させていただきます。
https://x.com/mah_digilife/status/1670256931192324096?s=20
これホンマに助かりました、ありがとう先人の知恵…。

ただネジ緩めたりは自分でやると新品で買った方は保証なくなるかもしれないので心配な人はミシン屋さんやジャノメさんに頼みましょう。
実際に刺繍しよう
調整したらあとは実際に刺繍するのみです。スマホやタブレットとWi-Fiで接続してデータを送る感じ。内蔵絵柄や文字のうちこみだけなら専用アプリのdotCustomizerだけでできます。
https://www5.janome.co.jp/wce/use/
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.drawstitch.customizer
https://apps.apple.com/jp/app/dot-customizer/id1338725482
https://x.com/hisanori_natano/status/2037053955017236778?s=20
好きなフィクション作品の架空の企業の名入れ刺繍を自宅で無限にできるのアドです(せやろか??????)
ちなみにiPadやiPhoneの方はアウトランステッチで簡単な図案を手描きできるアプリがあるよ!
https://www7.janome.co.jp/sewing_machine/soft/acusketch/
でもおそらくみんな期待してるのは冒頭で私がやっていたような自分で描いたイラストを刺繍データにするやつだと思います、ぬいの顔とかワッペンとかね。そういう事するにはパソコンと刺繍ソフトが必要です。でも市販の刺繍ソフトって高いんだよ~!!!最安ラインが10万くらいからです。そこをフリーソフトでなんとかします。
フリーソフトで刺繍データを作ろう
手順としては
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無料ベクターグラフィックソフトのInkscapeでSVGデータを用意
(Inkscapeでそのまま描いちゃっても良し、簡単な少ない色数のものならJPEGやPNGなどをベクター変換するも良し) -
InkscapeのプラグインInk/stichで各パーツに縫い方の指定をする
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ジャノメの刺繍データ形式にしてDropboxやGoogleドライブに保存
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スマホ側のdotCustomizerに取り込んでIJ521にWi-Fiで送信
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刺繍実行!
という感じです。
有料ソフトと比べるととっつきにくいとは伺ってたんですが、これも私は先人の知恵が既にあったのでわりかしすんなり使えました。以下参考にさせていただいた記事や動画を貼ります。
https://youtu.be/qPJw5979pC4?si=1d6P8x2l5lVIEaU5
https://note.com/d1_cadet/n/n998a918b5bff
https://note.com/d1_cadet/n/n2f5b6d4e6f0d
https://www.sewingmachineembroidery.com/
こちらを参考にすればIllustratorやCAD系ソフトをいじった経験あるかたはすぐいじれるし、初めての人も頑張ればいけると思います。
ありがたすぎる、先人の知恵に感謝。
https://x.com/hisanori_natano/status/2036493492172824701?s=20
ちなみに刺繍データ書き出す時にエラーがいっぱい出る時はたいてい図案が細かすぎて無理なときなので少し拡大してあげるとか頂点数減らしてあげるといいと思います。専用アプリのdotCustomizerが結構しごできで、アプリ側で図案を拡大縮小すると自動で針数再計算してくれたりするので少し大きめのデータで作ってアプリ側で調整するといいかもです(ただ外部データでやるのは推奨しないとは公式の説明に書いてるので自己責任で…)
おわりに・IJ521は愉快なやつだよ
そんな感じでIJ521くんというおもしろハンドクラフトマシーンを買ってしまったので今後とも色々刺繍していこうと思います。まずは「絶対ぬいが出ないような好きな作品のぬいをきれいなミシン刺繍のお顔で作りたい!」が当面の目標です。
まだ買って日が浅いので今後も色々不具合やトラブルもある気がしますが、まあ中古で2万なら、まあ、そういうこともあるわなガハハ!で流せそうなとこもいい。高くてできないことあると悔しくなっちゃうからね。
あとはジャノメさんが専用アプリのdotCustomizerを末永く保守してくれたらいいな。絶対ぬい自作したいオタクとか趣味程度のハンドクラフトしたい人には今ならウケる機種だと思うのでアプリをしっかり保守して外装を今風にしたらまだまだ全然売れると思いますよジャノメさん。
頑張れジャノメさん。問い合わせ対応ほんま優しくしてくれてありがとう、IJ521、素敵なミシンなのでもし後継機でたら新品で買い替えます。